友人とは①
友人とは何か。
改めて考えたことはあるでしょうか?
家族でもなければ、恋人でもなく。
幼馴染でもなければパートナーでもない。
けれどそれらにも匹敵し、それらにもなり得る可能性を秘めた「友人」とは…。
友達100人できるかな…、なんてフレーズの曲がありますが大人になるにつれて友人というものがどういうものなのか理解してくる人は多いんじゃないでしょうか?
数ではなく、どれだけ心の内を見せられ、信頼でき、ふとした時に連絡を取って、語らい合う時間も忘れるほど本音を言えるかどうか。
文章にすると当たり前のことでもそれが結構難しく、そんな人にはそうそう巡り会えないものです。
わたしはその中でも恵まれていると言えるでしょう。
わたしには、ネットで知り合った友人がいます。
共通の趣味からつながり、連絡先を交換して、もう何年になるのか…。
ずっと連絡を取り合っています。
一見おっとりとした印象で、波風も立てず、誰とでも気さくに打ち解けていける人、というのが第一印象でした。
大人、といえばそれまでですが、意外にも熱血な部分があり、嘘がつけない人。
嘘がつけないから、同意を求められて黙り込んだり、当たり障りのないことを言って上手くかわすので、すぐどう思ってるのか大体わかっちゃう可愛い人。
歌が上手くて、マイペースで、読書家で、英語が好きで、インドア派。
おっちょこちょいで、面白くて、楽しくて、ノリが良くて、何かあったらなんでも共有したくなる人でした。
人の意見と自分の見解をきちんと整理でき、物事の見方を多方面から見つめることができ、いつもわたしを支えてくれる人です。
こんな力が発覚した時も馬鹿にすることなく正直な言葉をくれてとても落ち着けた記憶があります。
突拍子もなく考えなしで、こんなことがあったの!と連絡したわたしってすごく子供だったなあと今でも思うのですが…、
そんなわたしを驚きながらも話しを聞いてくれて、不思議な日常の数々を語り合える数少ないわたしにとってはとても貴重な存在です。
改めて考えてみると、本当に恵まれているなあと思いました。
出会い方なんて人に話せば驚かれるでしょうし疑われるでしょう。
だからあまり口にしたことはなく、理解してもらおうと思ったこともないのですが、友人とは、と考えた時。
周りからの視線や、意見、見解や印象なんて関係ないものなんだなと思いました。
わたしはこれからもきっと、彼女に支えられるんでしょう。
わたしはこれからもきっと、考えなしに彼女に連絡しては些細なことで馬鹿を言い合うでしょう。
わたしはきっとこれからも、彼女の幸せを心から願って楽しいことや嬉しいこと、悲しいことや不満なことも全て共有していくでしょう。
こんな何も考えてないまま口にして、突拍子もなく連絡して、時には音信不通になり、
気まぐれで破天荒で、まだまだ子供すぎるわたしと付き合って楽しんでくれる彼女をいつまでも大切にしたいと思います。
繋がっていたいし、失いたくないし、これからも話を聞いて欲しいし、彼女の話しも聞きたいです。
わたしは彼女に助けを求められたらきっと自分のことなんて置いておいてすっ飛んでいくでしょう。
彼女を傷つける人がいたら絶対に許さないでしょう。
それが例え、わたし自身でも、彼女を傷つけるなら絶対許さないでしょう。
許せないでしょう。
ただ単純に、だいすきなんです。
0コメント